IFD、OCO注文でリスクをコントロール

 条件注文は、指値注文を応用することで多彩な注文ができる方法。

目下、条件注文で人気を集めているのが「IFD注文」と「OCO注文」と呼ばれているものです。

●IFD注文
「今のレートは1ドル=106円。今のドルの実力なら下値は105円、上値は108円だろう。5日間以内に105円で買い、108円で売り、3円の利ザヤを抜きたい」
 IFDとは「if done」、つまり「もし注文が約定したら」という意味です。今のレートよりもう少し安くなってから買い、高くなってから売りたい(売りりから入るなら逆)、と考えたときに便利な注文。
 ポイントは新規注文と決済注文を”同時に出す”ということです。
 期待通りに相場が動けば自動的に注文が成立、利ザヤを稼ぐことができます。ただし、設定の有効期間に(この場合は5日間)相場が指定の買値、売値に達しない場合は注文は無効となります。特に相場が一定のレンジで規則正しく上下しているときなどに効果を発揮します。

●OCO注文
「週末に米国で重要な経済指標の発表がある。マーケットの期待を上回る数字ならドル高、下回れば一気のドル安もあるだろう。今、1ドル=105円でドルの買いポジションを持っているが、110円になれば利益を確定、100円になれば損切りしたいが……」
FX 初心者 基礎知識

 OCOは「One cancels the other」、「一つの注文が約定すればもう1つは(自動的に)キャンセル」という意味。利食いと損切りの注文を同時に出す手法です。相場の変動を想定してあらかじめ二つの注文を準備しておく便利なシステムで、この場合は110円に売り指値、100円に売り逆指値しておきます。
 この2種類の注文を自由自在に使いこなせば、さらに様々な新規注文も可能となります。