この作戦は、心理学でいう「認知的不協和理論」を応用したもの。人間は不快なことがあると、なにか理由をみつけ、それを解消しようとする習性があるが、それを利用して、「相手をじらす」という作戦である。
 たとえば、あなたが男性だったとして、何度目かのデートのとき、彼女が「今日は、××してもらえるかな?」と期待していたとしよう。しかし、あなたが、その日××しなかったとしたら、どうだろうか。ある程度期待していた彼女にすれば「期待はずれ」と感じ、これが、まず認知的に「不快=不協和」をもたちす。そして、最初はちょっと落ち込みはするが、そのあとにはこの「不快=不協和」を解消するために、つぎのふたつのうちどちらかを考えるはずである。
 ひとつは「もう、あんな煮えきらない人とは付き合わない!」。もうひとつは「まだまだ私の愛情がたりないのかしら。だったら、もっとあの人を好きになろう!」
 後者のようになればシメたもの。相手はもう。あなたに”首ったけ”である。ただし結果が前者だった場合は、あしからず。
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