バブル期、「多角化」の概念がゆがんだ。
儲かりそうな他分野に手を出すという、卑近な意味合いが染みついた。
だが、真の多角化は、本業で培われた知識と技術と人材による新しい挑戦の、「結果」として起こる。

製糸業として誕生したグンゼは、戦前のレーヨンの普及、戦後の繊維業界の衰退など、危機に直面するたびに、本業を「深掘り」することで新規事業を開拓し、見事に生き残った。
そして、その危機管理の源泉は、創業以来の「人生主義」である。
「女工哀史」に象徴される製糸業において、創業者は女工ではなく工女と呼び、学校まで作った。
極めてユニークで、かつ普遍的、こんな企業が他にあるだろうか。
グンゼは、一昔前の「ふくすけ」と同様、下着のメーカーではあるが、ユニクロなどの新興勢力に押され、高齢者の愛用者しか囲いきれていないイメージがある。
現在は、若い代の意見を取り入れ、スマートなラインを出すことにより、様変わりしている。
企業は歴史である。
どっこい生きている。
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