今より数年前、ある会合で「社員は“家族”です…」と、自分が経営する会社が社員のことを大切に考えているのかを、“家族”という実に便利な言葉で表したある大企業のトップの方と対談をさせてもらったことがある。

ところが、その対談の3カ月後のこと。その会社で大規模な人員整理があった。表向きは希望退職者を募ったものであった。しかし、実際は生産ラインの従業員といった特定の部署にターゲットを絞り、生産ラインの仕事を大胆に縮小して、希望退職者を募ったものだった。会社に行って、仕事がない、居場所がない社員は、辞めるしかない。彼らは、半強制的だったろう“希望退職”をさせられたのだ。
家族に、人員整理はあるのだろうか?
家族のありかたが多様化している現代において、家族のナニが人員整理と呼べるのかを決めるのは難しい。
でも、少なくとも「大切な家族」を、「人員整理」することはしないはずだ。“今の”日本の企業・時代は、社員を家族などと思ってはいない。
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